西オーストラリアの魅力を伝え隊 ブルーム編 4
ドリ子です。
ブルームは実はとてもとてもとても日本との関わりが昔からあった場所。
日本の明治時代、一攫千金、仕事を求めて、実は真珠取りとして、このブルームに来て大活躍していたんです!!!!!
100年以上も前のことですよ!!
それもパースではなくブルーム。
どれだけの時間と労力でここまで来たことでしょうか。
すごい勇気ですよね。
その時代ならオーストラリアなんて地の果てのイメージだったのでは????
一番の最盛期には2000人以上の日本人がここブルームに住み、ちょっとした日本人街がありました。
真珠とりのダイバーだけではなく、ここに日本人相手の商売で渡ってきた方もいました。
ただその時代潜水病(減圧症)のことが分かっておらず、昔から働き者の日本人の中には、亡くなられた方もいました。
ブルームには日本人墓地707基、919名の墓碑があり、日本の方角北にすべて向いております。
だいぶ荒れ果てていたこのお墓は1983年笹川良一さんの寄付により、綺麗に整備され、除幕式には笹川さんもここブルームを訪れております。
倒壊してたものが修理されている一方、無縁仏も目立ちます。
現在は文化遺産サイトとなっております。
日本人として、ブルームに訪れた際は是非足を運び、お参りしたいですね。
ブルームの町の中心部、お店が並ぶメインストリートがカナーボンストリート。
ここには養殖真珠取りのビジネスに反対の声を押し切り成功させこのブルームの発展に貢献した人々ということで3人の銅像が置かれています。
栗林さん、玉置さん、キースさん。
ということでここにも日本人!!!
同じカナーボンストリート中心部には1942年、3月3日、日本によるブルーム攻撃の詳細を記した石碑があります。
この攻撃により当然ブルームで働いていた日本人は収容所に拘束されました。
知らなかった。。。。という日本の方たくさんいらっしゃるのでは・・・・
引き続きカナーボンストリートのご紹介。
ここもブルームのアイコン的存在。
ギネス記録も保持。
元々日本の方がお店を経営していた所ですが、現在は今でも現存する野外映画館として大人気。100年の歴史を持っており、毎晩上映されますが、ライトアップされ雰囲気良し!
星空のもと、デッキチェアでゆっくり映画鑑賞いかがでしょうか???
角には日本のTV番組で紹介され中山真亜子さんがここで美味しいマンゴスムージー飲んでいたカフェもありますよ!!!
ブルームで驚いたこと。
なんとコールズ毎日朝7時から夜9時まで営業!!!!!!!
パースよりよっぽど営業時間長い!!
広告も一緒。お値段も一緒ということですね!!
すごーーーーーーーーーーい!!
ブルーム頑張ってますね!!
隣の通りダンピアストリートは真珠ショップ通り、
その中でここはツアーも催行しております。
ツアーに参加しなくても実際の使用されていた真珠取りのお船を見ることが出来ます。
お船2隻、説明のパネルも置かれています。
隣にカフェも有りますよ。
反対側には現在はパブですが古いホテル。
同じダンピアストリート、STREETER’S JETTY.
周りはマングローブが茂り、実際に真珠取りのお船が利用していた現存の桟橋です。
満ちている時は桟橋ギリギリまで海水が。
この時間は地表が見える時間でした。
この干満の差、凄いですね。
ドミノピザやマックもありまーーーす。
観光案内所には地図やパンフレット、ちょっとしたお土産販売中!!!
いろんな所に日本の名前が残るブルームの町。
昔はこのエリアが日本人街だったんだなーーと思いを馳せながら、ブラブラ散策楽しい町です。
続く~
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